FRINGE シーズン2 ＃36「ピーター」

FRINGE Season 2 #15 Peter

　1985年、ウォルターはウィリアム・ベルとともに開発した別の世界を見ることのできる窓を陸軍研究本部でプレゼンしていた。そして現在。ウォルターは電話に出てくれないオリビアの家にピーターのことを説明しに訪れ、その窓を見せる。
※以下、ネタバレです。

　ウォルターが窓を作った時、ピーターが病気だったが、別の世界なら治療法も進んでいるハズと考えた。案の定、向こう側のウォルター（ウォルターネイトと呼んでいる）は治療法を探していた。妻のエリザベスに呼び出され帰宅したウォルターは、息子の死に直面する。


　　ピーターの葬儀が行われるがそこにウィリアム・ベルの姿はない。ピーターは学校へも行けず外の世界を知らないまま死んでしまったと嘆くエリザベス。ウォルターは妻にあの窓から別の世界を見せる。そこには病気だが元気なピーターの姿が！そして窓を覗きながら治療薬に化合しているのは当てずっぽうではないと気づく。成功の反応を示した時、セプテンバーが現れたためウォルターネイトは見逃してしまう。「成功したのに！」とうなだれるウォルター。


　映画館を出た監視人たちの前に、ウォルターが息子の治療薬の完成を見届けようとラボに入ってしまったとセプテンバーが報告にやってくる。これで息子が死ねばバランスが崩れる、修正しろと命じられる。一方、ウォルターは治療薬を完成させる。向こう側に行って薬を届けなければピーターが死んでしまう。助手のカーラに境界線を超えてはダメだと止められるが、彼女にクビを宣告しレイデンレイクに向かう。


　装置を組み立てていると助手のカーラとニーナ・シャープがやってきて止められる。ウィリアムに何度もけしかけられたし、彼は何度もチャンスがあったのに行こうとしなかった、彼も喜ぶはずだと反論。磁場をつくり、ついに向こう側の扉が開く。ニーナは止めようとして腕だけ向こう側に行ってしまい、右腕を失った。


　向こう側のピーターはコイン手品に成功、母に自分が死んだら持って置いて欲しいと頼む。就寝しようとした時、ウォルターが現れて治療薬が完成したと言う。エリザベスを残させ、ケンブリッジのオフィスへ行こうと誘いだす。しかし車にも乗らず森へ向かう父を不審に思ったピーターは「本当にパパ？」と疑う。ウォルターは扉を作り、息子と一緒に元の世界へ戻る。しかし氷が割れ二人は湖に落ちてしまう。


　二人を助けたのはセプテンバーだった。向こう側のラボで見かけたと話しかけられ、「その子は重要だ、失うわけにはいかない」と言い残し去る。
ピーターは薬の効果が出始める。ピーターの容態が安定したら戻すつもりだったが…。妻がやってきて向こう側のピーターだと打ち明ける。妻もウォルターもまた息子を失うことを恐れた。それが最初に開けた穴だとオリヴィアに説明、子供を失う辛さは分かるまいと告げる。


Keyword：PETERS

オープニングも80年代の特別仕様で面白いエピだった。
ウォルターはズラだと思ったらあれは地毛だそうです(ﾟдﾟ)！肌も引っ張って若返り〜☆彡
今まで伏線張ってた部分をほぼ回収した内容で、なるほど〜と思える部分が多かった。
ニーナ・シャープの腕の事や、セプテンバーが現れたせいで完成を見届けられなくて結果ウォルターたちを救うことになったなど。
ピーター連れて来ちゃってウォルターネイトは怒ってるんじゃないかな？
奥さんとはどうして別れたのかも今後説明があるのかな〜？

向こう側の世界だとバックトゥザフューチャーの主役はエリック・ストルツというのが興味深い。
主人公のマーティ・マクフライ役には当初エリック・ストルツが決定しており、実際に撮影が開始されていたんですよね。
ところがロバート・ゼメキス監督がイメージが違うと言い出してマイケル・J・フォックスと交替に。
25thアニバーサリーBlu-Ray版には幻のエリック・ストルツ版があるそうです。


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